両刃カミソリのメリットは多々ありますが、日本市場で多く見られるカートリッジ式カミソリにもメリットが有ることは意識の中に留めないと行けません。しかしどちらの製品も種類が多すぎて定量的な比較は非常に困難です。唯一金銭的比較がすべての人にとってわかりやすくそしてインパクトの強い比較方法となっています。
この記事では、コストとおおまかな製品特性及び利点を説明し、コストパフォーマンスおよび個人的な視点から、両刃カミソリ対カートリッジ式カミソリを掘り下げます。
コストパフォーマンス
- 公平な価格比較を行うためamazonプライムで販売されている商品のみを選択しリンクを貼ることにする。
- 毎日シェービングを行ったとして双方とも10日で寿命が来るものとする。
- フォームポンプは一ヶ月で1本、シェービングソープは「容器に1-2ふり(ティスプーン1/3から1/4位)入れます。」と説明があるので、容量100g/1.6g(=ティースプーン1杯5グラムの1/3)=約63回=63日で消費する。
- アフターローションは2ヶ月で消費するとする
カートリッジ式カミソリ
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両刃カミソリ
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ジレットフュージョン5+1ホルダー 替刃2個付 | 757円 | フェザー 両刃ホルダー 替刃2枚付 | 542円 |
ジレット フュージョン5+1 専用替刃 8B | 1545円 | フェザー ハイステンレス両刃 20枚入 | 749円 |
シェーブガード 洗顔シェービングフォーム ポンプタイプ 250g 【HTRC2.1】 | 397円 | MBG シェービングソープ100g | 671円 |
LUCIDO (ルシード) 薬用アフターシェーブローション (医薬部外品) 120ML | 682円 | LUCIDO (ルシード) 薬用アフターシェーブローション (医薬部外品) 120ML | 682円 |
Tweezerman メンズ シェービングブラシ(100%アナグマの毛) | 2480円 | ||
初期購入合計 | 3381円 | 初期購入合計 | 5174円 |
カートリッジパック*5 | 7725円 | 両刃カミソリ替刃*2 | 1498円 |
シェービングフォーム缶*12 | 4764円 | シェービングソープ*6 | 4026円 |
アフターシェーブ*6 | 4092円 | アフターシェーブ*6 | 4092円 |
消耗品合計 | 16582円 | 消耗品合計 | 9616円 |
1年後、総合計 | 19963円 | 1年後、総合計 | 14790円 |
明らかにこれらの数値から、両刃カミソリへの最初の投資はドラッグストアからカートリッジ式カミソリを購入するよりもはるかに多くのコストが掛かります。両刃カミソリを楽しむ上で重要なアイテムであるシェービングブラシを購入する必要がありますし、これらの項目はいずれも非常に安価な物からハイエンドの製品まで存在するので、コストが常に変動します。また、各種ブランド物のシェービングクリームやアフターシェーブは市販ジェルや市販クリームよりも高価です。
これらの数値はまた、維持費の差を表している。初期投資を終えた後の差額を見ると7000円近い差額を支払う必要があります。3枚刃製品や2枚刃製品をでも維持費はそう変わりません。カートリッジ式替刃のコストは、両刃カミソリの約2倍のコストです。
カートリッジ式カミソリについて
カートリッジ式が本領を発揮する理想的な髭の長さは、前回剃ってから24時間以内の短い長さである必要があります。何らかの原因で髭剃りを怠った場合、髭が長くなりすぎてカートリッジ式ではうまく剃れなくなります。なぜなら刃の間が狭すぎて間に詰まってしまうのです。そうなってしまったら何度も肌にカミソリを当てなければならないので肌に余計な負担がかかってしまいます。この負担を気にかけ髭剃りを先延ばしにしてしまう人もおり、悪循環が始まります。
多くの人は前述した替刃コストを節約するのために快適な剃りを提供する能力を超えてカートリッジを使用し続けます。むしろ快適な剃り味を得るよりも、肌のトラブルに対処し続けます。新しい替刃を購入するよりもそのほうが安価であるためです。メーカーはそんな人達のために肌トラブルを起こしにくい薬が入った処方のフォームやアフターローションを作り続けています。
両刃カミソリについて
両刃カミソリにとって長い髭は問題にはなりません。連休中ヒゲを剃る必要性を感じず伸ばし放題になった顔を翌日の出勤のためにリセットする場合は最高の相棒となるでしょう。ずぼらな人ほど両刃カミソリを使用するメリットを感じることが出来ますし、豆な人であればムダ毛を剃る用途にうまく転用できるでしょう。
両刃カミソリの問題として、剃り上げるまで時間がかかるということがあげられます。カートリッジ式カミソリより丁寧に剃らなければ髭はうまくそれないですし、何よりミスした時の切り傷は見苦しいものとなります。
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